学生ローン会社の選び方 その３

「学生ローンでいくら借りるか」を決めたら、いよいよ会社選びです！と、その会社を選ぶ前に知っておくべきことがあります。ヤミ金融のワナです。よく、公衆電話や駅前の電柱などに「低金利！免許証だけで！無担保！」などと、甘すぎる条件のローンを見かけますよね？これらの広告は殆どがヤミ金融なので絶対に手を出してはいけません。とはいえ、まともな学生ローン会社であっても、小さいところが多いので見分けが難しいですよね。そんな時はチェックするのに簡単なポイントがあるんですよ！

それは「財務局登録番号」です。
財務局登録番号とは、貸金業を営む者が管轄の財務局長、または都道府県知事へ登録した番号のことです。営業届ですね。コレが無いと学生ローンは営業できません！
貸金業登録番号とも呼ばれていて、「都（*）*****号」や「○×財務局（*）*****号」と表記さているので必ずチェックしましょう。「都」や「○×財務局」の部分は管轄・運営地域によって異なります。（）内は営業年数を1～8までの数字で表していて、3年ごとに増えていきます。長いほど安心ですね！

学生ローン会社の選び方 その２

学生ローン会社を選ぶ時、貴方は何で選びますか？金利？返済期間？企業のイメージ？色々あると思いますが、その前に決めておかなければならない事があります。それは、「いくら借りるか」ということ。なぜなら、学生ローンは会社によってかなり上限金額が異なるからです。せっかく決めた会社に行って、貸し出しの限度額が足りなかったら意味がないですもんね。

会社のを選ぶその前に、「いくら借りるか」を考えましょう。

学生ローンは時給のいいアルバイトで返済！

学生ローンの返済に困っている人は、まず、はじめに、借り入れ前の返済計画を見直すべきです。しかし、見直した所で次の行動に出なければ意味がありません。お金が返せなかったら、単純に、時給の高いアルバイトを選べばいいだけです。月収で増えた分を学生ローンの返済に充てましょう。

時給の高いアルバイトの代表例と言えば、コールセンターやPC入力が挙げられます。コールセンターでは特に、消費者金融や保険の問い合わせ窓口が人気ですね。 時給1500円といったような職場も探せばすぐに見つかります。銀行系などでは時給2000円も夢じゃありませんよ。

学生ローンで返済が危うくなった人、今は学生だから直ぐに別のアルバイトができますが、社会人になってから消費者金融やキャッシングでお金を借りてしまうと、そうカンタンに収入を増やす行動には出れません。しかも、社会人となれば借りる額も学生の時とは桁が変わるでしょうから...金利分を考えても、明らかに学生時分より返済が難しくなりますよね。
学生ローンのうちに学習しておくのが賢明ですよ。

学生ローンの借り入れが多い日

学生ローンは、１月の中で申請件数にバラツキがあります。おおかた、20日辺りがピークとなるようです。おそらく、使うお金が多すぎて給料日に間に合わないといった理由でしょう。そのような時に学生ローンは強い味方、ではありますが、急な出費ならともかく、事前に予測出来る様な出費なら、日雇いのバイトなどをして稼いでおく事をオススメします。やはり、お金を借りると金利がかかりますからね。

審査が通り易かったり、若干金利面で有利な学生ローン、とても便利ですが、その前に計画的な収入を確保する事が必要です。

学生ローン会社の選び方

学生ローンでお金を借りるときは、多くの手順を踏む必要がありますね。
アルバイトでそれなりに働き、返済プランをきちんと立て、必要書類を用意して...と思い浮かびますが、本当に大切な事はその前段階です。そう、それは「学生ローン会社を決めること」です。金利や返済期間はもちろんのこと、ローン会社から返済プランのアドバイスをもらえることもあります。「よりよいローン会社」を選ぶために先ず必要な事は何でしょうか？次回は「合法的な会社を選ぶ」事から説明しようと思います。

違法な金利、取立ては誰でも怖いですもんね。きちんと見分けることが安心で確実に学生ローンを返済するための第一歩ですよ！

返せなくなった時は その２

学生ローンでお金を借りて、返せなくなった場合、やはり一番正当な手段は「きちんと返す」事でしょう。もちろん、今迄の生活でお金を返せなかった訳ですから、それなりに工夫が必要となってきます。たとえば、「無駄遣いを徹底的に削る」「収入を増やす」事が考えられます。

次回は、「無駄遣いを徹底的に削る」について詳しく書こうと思います。

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返せなくなった時は

学生ローンを返せなくなった時は...深く反省してください。まず、はじめに計画した返済プランに無理があった、又は、そのプランに沿った行動が出来なかったという事を認識しましょう。
つまり、貴方は融資を受ける資格がありませんでした。度量不足でした。すべては自己責任なのです。


じゃぁ、どうやって返済してゆくか...アルバイトでもいいです。両親に泣いて縋ればお金を貸してくれるかもしれませんし、上に書いたような事を言われるかもしれません。間違っても友達に借りたり、別のローン会社で借り入れを行い自転車操業をなどといった事態に陥らないようにしてください。


返済が滞った場合...殆どの人は、このパターンに陥るのですが。

学生ローンと親の自己破産について

学生ローンでお金を借りるとき、ご両親が自己破産している人は審査にうまく通過するか不安ですよね。当たり前の話ですが、保証人を立て、それが破産している両親でさえなければ親の信用情報を学生ローン会社が知りうる事は無いといと断言できます。

まず、殆どの学生ローン・消費者金融・キャッシングの場合、保証人を立てる必要がありません。貴方は融資を受けるのに貴方以外の名前をローン会社に知らせる必要はないのです。さらに、貴方の信用情報とご両親の信用情報は関係ありません。

もし、ローン会社で近親者の信用情報を元に融資を断られた場合は業者が違法な情報の入手方法をしている可能性があります。個人情報保護法に抵触する可能性があるので、よく調べてみましょう。

アルバイトでも学生ローンでお金を借りられるか

結論から書きましょう。学生ローンはアルバイトでもお金を借りることが可能です。というより、学生ローン以外のほとんどのキャッシング・消費者金融・クレジットカード...でも融資を受けることができます。ただし、ブラックリストに載っていない事が前提です。

もちろん、お金を借りる時は身の丈にあった借り入れである必要があります。きちんとした返済プランを設け、アルバイト収入からどれくらい返済にまわすのか、返済にまわした場合の生活費(家賃、食費、など。特に光熱費などは忘れがちなので注意が必要です)をきちんと計算してから借りるようにしましょう。

アルバイトで返済する時の注意点

学生ローンでお金を借りる人は...学生ですから、もちろんアルバイトで収入を得ている人が殆どです。しかし、アルバイトの場合注意するべき事があります。それは、解雇の可能性。解雇を行う場合、雇用主は１ヶ月前に被雇用者へ解雇の通告を行う事が義務となっていますが、実際の世界ではあまり厳密に扱われていないようです。

もし貴方が学生ローンを返済中に通告も無く解雇されてしまったら...先ずは雇用者と相談しましょう。「労働基準監督所へ行く」とだけ言えば上手く解決できるかもしれません。場合によっては、働かずして一か月分の所得をその場で保証してくれるでしょう。解決しなければ労働基準監督所へ訴え出るのが良いと思います。使用者は法的拘束力を持った事を破ったので、間違いなく貴方に有利なように働くでしょう。

クレジットカード・学生ローン・キャッシング...借金をする時は返済するアテが危なくなった時の危機管理もきちんとしましょうね。

キャッシングとサラ金は別物？

最近、サラ金、消費者金融と言う言葉をあまり聞きませんね。報道機関でも「キャッシング」という言葉を使っているところが多いようす。ところが、実態はこれまでのキャッシング=サラ金と何も変化していません。マイナスイメージのニュースが続き、利用者が「サラ金」「キャッシング」という言葉に抵抗感を持ってきた事から呼称が変更されただけのことなのです。

キャッシング、サラ金、消費者金融、ぜーんぶ一緒ですよ。もちろん学生ローンだってこれらの一部に過ぎません。安易なイメージ戦略には騙されないようにしましょう。

お金はよく考えてから借りる事！

「自転車操業」なんて言葉を聞いた事がある人、多いと思います。まるで自転車のペダルを左右次々と漕いでいくように...「お金を借りる」→「返すために別の金融機関で借りる」→「別の金融機関で借りたものを返すために借りる」...の繰り返しです。借金を借金で埋めてゆくんですね。

分別のついた社会人ならともかく、学生が使う学生ローンではこのような事態に陥りがちです。まだ先見性が身についていないという事もありますが、一番の原因は初期の借り入れが絶対的に少ない事でしょう。

学生ローンでは借りれても40万円程度が上限です。この少なさが...「どうせ返せるだろう」と次の自転車操業を繰り返す原動力になってしまうのです。

学生の皆さんは自転車操業に陥らないように注意しましょう。絶対ですよ。